摩多羅神』と『北斗七星』 それにおける『摩多羅隠岐奈』との関係性についてまとめました。



「輪王寺摩多羅神二童子図」
摩多羅神を描いた神像図の中で一番有名と思われます。ZUNさんもこれを参考にしたのではないでしょうか。


この絵の摩多羅神の頭上に渦巻く雲の中に7つ星が描かれています。これが北斗七星です。




東方projectにおける摩多羅神『摩多羅隠岐奈』の前掛けには北斗七星が描かれている。


またEXで摩多羅隠岐奈が使用するスペルカード 秘儀「七星の剣」
このスペルは隠岐奈の頭上に北斗七星と同じ配置の7つの光の玉が現れ、そこから星弾とレーザーを撃ってくるというものです。

これは先程紹介した「輪王寺摩多羅神二童子図」などで描かれている摩多羅神の頭上にある北斗七星を表したものだと思われます。

しかし、よく見てみると神像図と天空璋での北斗七星の形が反対になっている事が分かります。
これについて調べてみたところ北斗七星は季節によって場所が変わるので見え方も変わるからだそうです。まあ星ですしね

春から夏は神像図の様に逆さになったひしゃくの形に見え
秋から冬は天空璋の様に春のころとは逆のひしゃくの形になっています。






星の神としての摩多羅神

摩多羅神は、道教にて北極星を最高神として祀る「北辰信仰」や「北斗信仰」など、星辰信仰( 天や星への信仰)としての妙見信仰(北極星を仏教における信仰対象として信仰) との関わりが深いそうです。




こんな話も、
江戸時代に月夜の晩、松前氏という人物の邸の屋根に烏帽子を浄服を身につけ詩歌をうたう怪人物の目撃談が続いた。
その事についてある人が、松前氏は摩多羅神を深く信仰していた徳川家康を崇敬していた為、その怪人物は摩多羅神で松前氏を助けに現れたのだろうと説明した。
この話の摩多羅神は屋根の上で星読み(占星術・星占い)をしており、同時に摩多羅神の星辰信仰と江戸の北辰信仰が結び付けられたとされる。



星の神としての摩多羅神が大きく、神像図などに北辰信仰などを象徴する北斗七星が描かれる様になったのではないでしょうか?






いろいろ調べて見ましたが場所によって書いてる内容が違うかったり、摩多羅神がいろんな神様や人物と同一視されまくってて何がなんだか分からなくなってきました。
神や宗教、星の信仰に関しては全くの素人ですからね。

しかし、調べていると天空璋での隠岐奈との会話で出てきた単語の意味や会話の内容が一部理解できる様になりました。成果大

こう調べて記事にしていると東方の知識が増えてきて楽しいです。
弾を避ける技術は上がりませんが



余談ですが豊聡耳神子の持っている剣の名前も「七星剣」と言うそうです。
七星剣
北斗七星が意匠された直刀のことを総称して、七星剣と呼ぶ。

摩多羅神(摩多羅隠岐奈)は秦河勝と同一視されており、秦河勝が使用したお面(秦こころ)を作ったのが聖徳太子(豊聡耳神子)


天空璋EXの隠岐奈のスペルカード
 秘儀「七星の剣」は意識して作られたんでしょうかね?