「フランドール・スカーレット」とは東方projectシリーズ第6弾『東方紅魔郷』のExtraボスである。
彼女は東方キャラの中でもとても人気が高くその影響で二次創作作品で多く登場しています。
しかし、その人気に反して公式での出番は少なくセリフ有りでの出演は『紅魔郷』と『文花帖(書籍版)』のみです。
その為公式からの確かな情報が少なくファンの間で様々な設定に関する推測、想像がなされています。

フランは本当に幽閉されていたのか?
二次創作などで紅魔館の地下に閉じ込められ出たくても出られないといった悲劇的なキャラのフランや血にまみれ発狂しているなどを良く見ると思いますがそれは本当に公式設定なのか?
今回はフランに関する情報が記載された『紅魔郷』『文花帖(書籍版)』『求聞史紀』を中心に二次設定とも比べながら考察していきます。(Google先生の力も借ります)
 

・性格
まずは二次創作での性格

1.狂気設定からスプラッタやホラーを
       中心とした破壊的で過激なもの

2.狂設定と原作での会話 から冷酷あ
       いは非論理的で残忍なもの

3.495年の殆どを外界と隔絶して過ごし
       ていたために善悪の区別が曖昧で好
       奇心旺盛、子供っぽく悪戯好き、純
       粋でわがままといった愛くるしい幼 
       女なもの。 

4.これらを適当な割合で合わせもの。

二次創作での性格は狂気を前面的に押したシリアスな扱いや幼く純粋で善悪の区別の付かない子供などが主流なのではないでしょうか。
殺人鬼の様に冷静で冷酷だったり会話が通じないほどに狂気に満ち溢れてたり可愛い幼女だったり様々です。


次に原作での性格
 
紅魔郷

紅魔郷のフランはロリロリしい見かけとは裏腹にそこまでは幼くない少女の様な口調と印象です。
会話は普通に成立し、発狂したりする事もなく魔理沙の突拍子の無い英語を使った会話にも対応できる辺り知的さも感じられます。

紅魔郷おまけ.txt

「少々気がふれていて、通常は表に出し
   てもらえません。出ようともしません。」
「レミリアをお姉様と慕う」
「普段は怒ったりしないのですが、常に  
   おかしいので他人には良く分かりません。
「与えられたものしか食べたことが無い
   ため、人間の襲い方を知らず、手加減が出来ない」

文花帖(書籍版)

口調は知的で語尾には「〜かしら」が多く落ち着いており会話も普通にできる。ただし言ってることが難しく(東方の会話は基本意味不明)受け答えも理解し難い。
しかし、自分を客観的に捉えることもできて二次創作の狂気に満ちてたり純粋で幼いイメージのどちらにも似ない。
情緒不安定なので、通常は館の外には出してもらえない(文花帖の記事では緊急時だったので庭には出てた)

フ「事実を超えられない様じゃ、新聞なんて書いても無駄じゃないのー?」
文「新聞は事実を超える物でも、おもしろおかしく伝える物でもないのです」
フ「あー、すっかり春になったわねぇ。もーすぐ新茶?」

またレミリアの居ないときにあいつ呼ばわりしてる(慕ってるとは一体?) 
姉に対する生意気な態度は姉妹の小突き合いを見ている様で微笑ましい

文「口癖、ですか?」
フ「そう口癖。あいつは何でもかんでも最初からわかってた振りをするの。運命がわかるとか何だとか言って」 
レ「こらこら、お姉様をあいつ呼ばわりしないの」
フ「あら、いつの間に後ろに居ましたの?お姉様」



・生い立ち
紅魔郷当時はレミリアが500歳でフランが495歳なのでレミリアの5年後に誕生した。
気がふれているという理由で495年間紅魔館から出ていない。
そして幻想郷に移り住み、レミリアが吸血鬼異変を起こす。(紅霧異変の時点で495年間外には出てないと発言してるのでその間も紅魔館から出てないと思われる)
その後レミリアが紅霧異変を起こす。館に乗り込んで来た主人公たちを見て人間に興味を持ったフランは館の外に出ようとするがパチュリーに豪雨で止められ紅魔郷EXに続く

紅魔館の住民たちは過去がいまだに明かされておらず謎が多いです。
二次創作などでフランやレミリアの親、咲夜の過去など様々なストーリーがファンの間で作られていますが公式からの明確な設定や情報はありません。



・人物関係
フランは紅魔館から出てこない為に関わりを持ったキャラが殆ど居ません。
紅魔郷のEXに繋がるストーリーではレミリアにすら存在を忘れられてる程です。
公式での描写で接点があるキャラを挙げるのなら「霊夢」「魔理沙」「文」「咲夜」「レミリア」ぐらいでしょうか?
しかし、紅魔郷の時点でフランは人間は調理された姿でしか見たことがないとの発言をしました。そう考えるとフランは咲夜を人間と思っていないか種族も知らないぐらい関わりがないのかも知れません。会ったことがない可能性はさすがに同じ場所に住んでるので本当に地下に幽閉されてるぐらいじゃないとないと思います。
公式設定では何も言われてませんが名前を挙げてない紅魔館のキャラとも関わりがあるかも知れません。

「紅魔館の中でも仲の良い妖怪は少なく、常に孤立している。姉のレミリアですら一緒にいる姿は余り確認されていない。」
求聞史紀

レ「ああ、そうか、あいつのこと忘れてたわ、」
紅魔郷EXに繋がるストーリー

レミリアはフランのことをあいつ呼ばわりしているがフランもレミリアをあいつ呼ばわりして舐めているのでおあいこでしょうね。
ここまで見ると孤独なキャラに見えますが(本人は何も気にしてなさそうだけど)レミリアや咲夜に居ないもの扱いされてる訳ではありません。

「咲夜。妹の家庭教師に良いんじゃない?郷土歴史学の先生って感じで。」

永夜抄 慧音との会話


「妹様が暴れられるとちょっと後片付けが大変なので…… 弾幕ごっこの範囲でお願いしたいものですわ。

東方外来韋編弐 クロスレビュー  咲夜 評価 9/10


また姉妹でチョパカブラを見るなど微笑ましい一面も見られる(ZUNさんの指定かは不明)


  



・本題
公式で語られたフランが幽閉されていたのかどうか判断できる情報を全て並べてみる

霊「要注意人物なんだね。過去なんかやらかしたの?」
フ「何も出来るはずないわ。私は495年間一回も、お外にでてないのよ。
紅魔郷EX会話

フ「ずっと地下で休んでいたわ。495年くらいね。
紅魔郷EX会話

「少々気がふれていて、通常は表に出してもらえません。出ようともしません。
紅魔郷おまけ.txt

「情緒不安定なので、通常は館の外に出 してもらえない。
文花帖キャラ紹介

「フランドールは滅多に紅魔館から出 てくる事 はなく(閉じ込められている、もしくは引き篭もりという噂)
求聞史紀

ヒキコモリ系なお子様
東方外来韋編弍 クロスレビュー 魔理沙  評価 8/10 


これらを見る限り紅魔郷時点では一度も外に出たことがなく495年間紅魔館の中に居たと言うことが確定しました。
それに加え情緒不安定という理由で館の外には出してもらえないと言う事も確定です。

しかし、館の外に出しくれないというだけで幽閉されているとは一度も明言されていません。
確かに紅魔館の外に出ないようにされていますが館内での生活、境遇に関しては公式が明言した事はなく幽閉は正しい情報ではなく公式設定とは言えません。

しかし、幽閉を疑うような情報も多くあります。けれども設定をよく見ると館から出してもらえないと同時に
自ら引き篭もっているという設定も多く見られます。
幽閉されてるどころか自ら館の中に引き篭もっていると書かれている事から、館の外への興味は元々そんなになかったのではないかと考えられる。
紅魔郷で館の外に出ようとしたのは主人公たちを見て人間に興味を持ったという理由であり館の外への憧れなどではないと思われる。
また、紅魔郷EXの会話で主人公たちとは初対面ではなく姿も消せる事が判明する。となると、紅魔郷の時点で館内を自由に出歩いてる事が分かる。(そもそもEXで普通に現れた)
仮に幽閉(意味:牢などに閉じ込める)されていたとしたら警備が手薄な気もする。
文花帖では紅魔館に落ちて来た隕石を破壊する為に普通に庭に出ていた
地下に幽閉されていたり外に対する憧れなどがあるのだとすればあまりにも素っ気な過ぎる気がする。
更に求聞史紀を見ると普通に館内を徘徊している事がわかる
これが幻想郷に来る前からの事なのかは分かりません。


館に閉じ込められているが自らも引き篭もっており、館を徘徊しており、発狂したり言葉が通じないわけでもないのに幽閉されているとは考えにくい気もします。

しかし、これも公式設定から出来る限り公式に近い設定を考察しようとしてるだけに過ぎないので実際のところ何が正しいかはZUNのみぞ知ると言ったところです。

フランの設定は見てて「こう解釈したらおもしろいだろうな」「この方が二次創作で栄えるだろうな」などと思わせるような物でしたが自分の理想は一切込めずに公式設定から考えられる物を公式に近づけようと思いながら考察したつもりです。

それでは、フランちゃんウフフ

『フラムドール(通称:う○こビル)』
フランちゃんのサイドテールに似てるね